お食い初めの由来と儀式の流れ
お食い初めは、お子様が「一生食べ物に困らないように」と願いを込めて、生後100日頃に行われる儀式です。
平安時代の「百日(ももか)」という儀式が起源とされ、鎌倉時代以降に現在のような形になったと言われています。
お食い初めでは、一汁三菜の祝い膳を用意し、箸を使って食べさせる真似をします。
一般的には、親族の中で最年長者が「養い親」となり、赤ちゃんに食べさせる真似をします。
男の子なら男性が、女の子なら女性が養い親を務めるのが一般的です。
儀式では、まずご飯、お吸い物、ご飯、お吸い物という順番で食べさせる真似を3回繰り返し、次に魚、ご飯、お吸い物という順番で3回繰り返します。
最後に、「歯固めの儀式」を行います。
歯固めの儀式では、丈夫な歯が生えるように願いを込めて、歯固め石と呼ばれる小石や、タコ、アワビなどに箸を軽く当て、その箸を赤ちゃんの歯茎に軽く当てます。
お食い初めの儀式は、地域やご家庭によって様々な形式があります。
正式な形式にこだわらず、赤ちゃんやご家族の体調を考慮しながら、無理のない範囲で行うことが大切です。
割烹三井では、お食い初めに最適な祝い膳をご用意しております。
ご家族の大切な思い出となるよう心を込めておもてなしいたします。
お食い初めに関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。